アクリルスタンドの土台(台座)がゆるい?差し込み口問題について
お気に入りのアクリルスタンドを飾ってて、土台がゆるかったり、うまく差し込めなかったりすることってありませんか?アクリルスタンドの差し込み口や土台(台座)に関するトラブルは思いのほかよくある問題です。この記事では、アクリルスタンドを作るときの台座と差込口に関するよくあるトラブルとその解決方法をわかりやすく解説します!
アクリルスタンドの台座の差し込み問題とは
アクリルスタンドの台座の差し込み口に関する問題は、よくあるトラブルです。差し込み口がうまくフィットしなかったり、逆に台座がゆるすぎてグラグラしたりすることがあります。このようなトラブルは、スタンドと台座のサイズの微妙なズレや、製造プロセスでの設定ミスが原因となることが多いです。次に、よくある具体的なトラブルについて見ていきましょう。
問題1.差し込み口が台座に入らない
アクリルスタンドの差し込み口(ツメ)の部分が、台座の穴にうまく入らないことがある。 これは、差し込み口のサイズと台座の穴のサイズがデータ上でぴったり同じ大きさで作られている場合に起こることがあります。レーザー加工機を使った製造では、0.1mmほどのズレが発生することがあり(弊社使用のレーザー加工機)、また、アクリルの板がすこし歪んでいる場合もあります。アクリル自体のゆがみなどもふまえて、このような加工のズレによって入らなくなってしまったり、逆にゆるくなったりすることがあります。
問題2.土台(台座)がゆるい
差し込み口がきついのと反対に、アクリルスタンドの差し込み口(ツメ)の部分が台座に対してゆるすぎて、差し込んでもグラグラしてしまうこともあります。 この原因は、台座の穴サイズが差し込み口(ツメ)のサイズよりも大きい場合に起こります。
一般的には、台座の穴のサイズがもともと大きいデータになっていたり、レーザー加工機の精度やアクリル自体のゆがみなどにより加工点が大きくなってしまうことなどがその原因にあたります。
問題3.アクリル土台(台座)が突き抜ける
足の部分が細めにつくられているアクリルスタンドでは、アクリル台座の穴をスタンドの本体が突き抜けてしまう事があります。絵柄や足の部分がほそい場合、カットパスも細くなる傾向にありスタンドの部分が台座を突き抜けないようにアクリルスタンドのカットパスに段差をつけたり、膨らませるようなカットパスを作るなどの対策が一般的です。
アクリルスタンドの台座の「1.入らない」や「2.ゆるい」などの差し込み問題は解決済み
モノラボ・ファクトリーでは上記にあげたような問題点はクリア済みです。弊社のテンプレートを使って制作していただければ、ゆるいことやきつくて入らないという問題はおこりにくくなっておりますのでご安心ください。 また、発送前に台座の差込テストを実施しており、データ上の問題だけでなく、加工時の問題もカバーしております。たまに他社様のテンプレートでご入稿されるお客様もおられますが、デザインとテンプレートが一体化されていて差込口と穴の置き換えができないデータと判断される場合には、そのまま印刷&カットさせていただくことがございますのでご了承ください。
アクリル台座が「3.突き抜ける」問題も解決済み
弊社のテンプレートを使っていただければ、細い足のアクリルスタンドでも突き抜けることはありません。例えば、以下のようなデータを用意しました。1と2は一般的に突き抜けやすいとされているかたちだと思います。突き抜けないように3や4のようなデータを作ることはよくあるデザインです。
実際にカットしたデータです。早速1と2を土台の穴に差し込んでいきます。通常の力で入れるよりもかなり力をいれて押し込んだ結果が下記の写真となります。
1は少しだけ0.2~3ミリほどでてしまいましたが、2は突き抜けることはできませんでした。写真をみていただいてもわかるとおり、ほぼまっすぐといってもよいようなデータでも簡単に突き抜けるということはありませんでした。また、気になる方は、2のようにすこしだけ緩やかなカーブをつくるとよいでしょう。
土台の差込と穴は3種類のサイズを用意
テンプレートのなかには3種類の土台用差込ツメと差込口(穴)を用意しています。
絵柄のサイズにあわせて、使い分けてください。デフォルトはLサイズとなっていますが、定型台座用のMサイズも用意しています。定型台座を使う場合は、Mサイズをご利用ください。ツメと穴のサイズ以外は台座を好きに拡大、縮小してかまいません。
絵柄が細いけど差込ツメのサイズがでかすぎる!などの場合には一番小さい「看板用」の差込ツメと差込口を使うとよいでしょう。
テンプレートを活用していただくことで、突き抜け問題や、ゆるい、入らないなども問題は解決できます。注意点としては、ツメと穴の形状を変更しないことです。
まとめ
アクリルスタンドの差し込み口や台座に関する問題は、多くの人が経験するトラブルですが、解決策もあります。トラブルなどで新しい印刷会社を探している場合には事前に相談して、どのような対策をしているのか聞いてみるのがよいでしょう。
アクリルスタンドの入稿方法については下記記事を参照ください↓↓