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2024-03-20

アクスタを自作!作り方を徹底解説【作例付】

画像:アクスタを自作する方法

「なかなか推しのアクスタが発売されない!」

きっと、そんな悩みを持っている人も多いはず
近年、様々なアクスタが発売されていますが当然のことながらすべての芸能人やアイドル、アニメ作品がアクスタになっているわけではありません。

それならばいっそのこと自分で作ってみるのはどうでしょうか?
自作ならば好きな素材で作れますし、より一層愛着が湧くこと間違いなし!

ここではアクスタを自分で作る方法について紹介していきます。
ぜひあなたのお気に入りを作ってみてください!


1.アクスタとは?

アクスタとは「アクリルスタンド」の略です。
一般的にはキャラクターなどの絵や写真をアクリル板に印刷し、台座に挿して自立できるようにしたものを指します

アクスタには次のような特徴があります。
・透明なアクリル板を使用しているので、キャラクターなどが浮き上がって見える
・軽量で持ち運びやすい
・比較的安価に制作できる
・種類が豊富で、好きなキャラクターのアクスタを見つけることができる

自宅でディスプレイして飾るだけでなく、持ち歩いて一緒に写真撮影するなどの楽しみがある代表的な推しグッズの一つです。

2.アクスタの作り方

それでは、ここからはアクスタの作り方を紹介していきます。アクスタを自作するには主に3つの方法があります。

・硬質ケースを使って作る
・プラバンを使って作る
・レジンを使って作る

いずれの方法も1時間程度でできる簡単なものです。 実際に作ってみましたので、参考にしてみてください。

2.1 アクスタにしたい写真を選ぶ

まず手持ちの画像データからアクスタにしたい写真を選びましょう。この時、背景がない方が作りやすいです。
背景があるものをアクスタにしたい場合、ツールを使って背景を削除できるものがあります。 例えば無料サイト「removebg (https://www.remove.bg/ja)」などはワンクリックで背景が削除できて便利です。

今回は、作例として2つ用意してみました。

1.写真を元にした小さいアクスタ(高さ4cm程度)2.イラストを元にした大きいアクスタ(高さ10cm程度)

2.2 硬質ケースを使って作る

まずは硬質ケースを使った作り方をご紹介します。

これは、印刷した紙を硬質ケースに挟み込んで、端をヘアアイロンで熱を加えて溶かし接着する方法です。

台座は「おゆプラ」というお湯で温めるとやわらなくなる粘土を使います。 ヘアアイロン以外はダイソーなどの100円ショップで揃えることができます。

必要なもの
・好きな写真を印刷した紙
・硬質ケース
・おゆプラ
・ヘアアイロン

作り方<アクスタ本体>

1.印刷した紙の縁を切り抜く

2.硬質ケースに挟む
硬質ケースがずれないようにマスキングテープを貼るといいでしょう。

3.紙から5mmほどあけて硬質ケースを切り取る
台座と接着するため下部は平らにしておきます。

4.ヘアアイロンで周りを押さえて圧着させる
長い時間押し付けすぎると硬質ケースが溶けてしまうので、ちょんちょんと挟んで様子を見ながら接着します。

接着直後は、熱くなるので火傷に注意してください。

<台座>

1.おゆプラを熱湯で温めてやわらかくする

2.台座の形になるよう成形する
ポイント!
熱湯が冷めやすく、すぐに成形しづらくなってしまうので温度管理に気をつけます。熱いので火傷に注意して、箸などでお湯から取り出しましょう。

3.やわらかいうちにアクスタを差し込む

4.冷やして固め、完成

2.3 プラバンを使って作る

次はプラバンを使って作る方法です。
プラバンもダイソーなどの100円ショップで購入することができます。

インクジェット用と書いてあるプラバンを選ぶと、自宅のプリンタで好きな写真を直接プリントすることができ、クオリティの高いものが出来上がります。

ただし、プラバンは焼くと1/3程度に縮んでしまう点と、インクジェット用は100円ショップでは、はがきサイズしか販売されていないため大きいアクスタを作ることはできない点に注意してください。

今回の材料で実際に作成してみたところ、7cm以下のアクスタのみ制作することが可能でした。

必要なもの
・好きな写真を印刷した紙
・硬質ケース
・おゆプラ
・ヘアアイロン

作り方
1.プラバンに好きな写真を印刷する
プラバンは焼いて小さくなると印刷が濃くなってしまうので薄く印刷します。
今回の作例では、印刷濃度を30%に設定しました。最適な濃度は素材やお手持ちのプリンタで変わりますので調整してください。

2.写真の縁に合わせてプラバンを切り取る
台座と接着する部分は平らにしてください。

3.予熱したオーブンにプラバンを入れて焼く
トースターがやりやすいが、オーブンレンジでも可能です。
予熱してから焼くようにすると、歪みづらくなります。
熱を入れ始めるとすぐにぐにゃぐにゃに曲がってしまいますが、そのまま加熱し続ければだんだんと元に戻るので様子を見てください。
今回の作例ではオーブンレンジを用いて170℃で予熱し、30秒ほど焼いています。

4.熱いうちに本などに挟んで平らにする
※火傷に注意してください。

5.台座も同じ方法で焼く

6.プラスチック用接着剤で本体と台座をくっつけて完成

2.4 レジンを使って作る

3つ目にご紹介するのはレジンを用いた作り方です。
レジンとは紫外線を当てることで固まる樹脂のことです。

100円ショップでも取り扱っていますが、必要になる材料が多いためキットを購入したほうが簡単で作りやすいです。

最初はキットで作ってみて、追加で作りたくなったときには不足している材料を100円ショップで探してみてください。

強度もありきれいなアクスタを作ることができますが、気泡が入ってしまうなど作成には若干のコツが必要です。

必要なもの
・レジンでつくるアクスタキット
・好きな写真を印刷した紙

作り方(詳細はレジンキットの説明を参照してください)
1.印刷した紙にレジンが染み込まないようシールを貼る
2.透明ボードにモールドと呼ばれる曲がる棒をくっつけてレジンがはみ出さないよう壁を作る
3.モールドで囲まれた部分にレジンを流し込んでUV照射し、アクスタを作る

3.完成品の比較:こんな人におすすめ

ここでは完成品について比較してみて、それぞれの特徴と良かった点や悪かった点を挙げていきたいと思います。

どの方法を選べばよいかの参考にしてみてください。

写真系小さめアクスタ

小さめのアクスタは、大きいアクスタに比べるととても作りやすいです。
厚さが薄い硬質ケースでも、しっかり自立しますし、プラバンを焼く際に波打つことも少ないです。
インクジェット用プラバンはイラストより写真系のほうがしっかり印刷されている印象です。

イラスト系大きめアクスタ

硬質ケースを使用したアクスタ
良かった点:
コストパフォーマンス: 材料費などのコストが低く、手軽に始められます。
サイズの自由度: 大きなサイズのアクスタも簡単に作成可能です。
高画質で作成可能:普通紙はもちろん薄手の写真用紙に印刷すれば、良い画質のものが作れます。

イマイチな点:
厚みが足りない: 他の作成方法と比べると、アクスタの厚さは薄いです。
台座のカスタマイズ性: 台座のカスタマイズがほぼできず、デザインの自由度は低いです。
細部のクオリティ: 接着部分がしわになったり、台座に指紋が残ったりと仕上がりに不満が残る人もいるかも知れません。

こんな人におすすめ!
手軽に市販に近い雰囲気のアクスタを作ってみたい人

プラバンを使用したアクスタ

良かった点:
製作の手軽さ: 作業自体は3つの中で一番簡単です。
コストパフォーマンス: 必要なのはプラバンだけなので低コストで始められます。
台座のデザイン性: 台座にもプリントできるので、台座のアレンジもできます。

イマイチな点:
印刷の難しさ: 印刷の濃さの調整が難しく、色の再現性に課題があります。
サイズの制限: 大きなアクスタの製作には向かず、サイズに制限があります。
接着の不安定さ: 台座との接着が不安定で、耐久性が気になります。
こんな人におすすめ!
小さいアクスタを簡単に作ってみたい人
台座にもプリントしたい人

レジンを使用したアクスタ
良かった点:
高いクオリティ: 専用キットを使用することで、仕上がりのクオリティが非常に高くなります。
カスタマイズ性: レジンに着色料やラメを加えるなどで、オリジナルのアレンジが楽しめます。
こすれや水に強い:硬化したレジンは硬度があり水にも強いので、擦れて印刷が取れたり水に濡れて中の紙がにじんだりすることがありません。

イマイチな点:
高コスト: 他の方法に比べると材料費などの費用がかかります。
複雑な手順: 製作手順が複雑なので、気軽さでいえば他よりも劣ります。
技術の必要性: きれいに作るためには、コツが必要で、練習が必要です。

こんな人におすすめ!
本格的に作ってみたい人耐久度の高いアクスタが欲しい人

4.さらなるクオリティを求める人は業者に頼もう

・プロの技術
業者は、市販品と同様のプロの技術でアクスタを作ってくれます。
専門の印刷機を用いた高クオリティな印刷でカットなどの工程もきれいに仕上がります。また、業者によってはホログラム加工にしたり、台座の形状やデザインを選べたりと自作では難しいことにも対応可能です。

・時間と手間の節約
業者に頼むと、自分で作るよりも時間と手間がかかりません。
自分で作るときに必要な道具や材料を用意する必要もなく、失敗するリスクもないため安心して作成を依頼することができます。

・大量注文が可能
業者なら大量にアクスタを作ることができます。
自分で作ると、一度に作れる数に限りがありますが、業者に頼むと、高クオリティなものを何十個でも何百個でも作ってくれます。
友達や同じ推しの人にプレゼントしたり、イベントや通販で販売したりすることができます。

高品質なオリジナルアクリルスタンド
作りたいなら「モノラボ・ファクトリー」

もし、自分だけの特別なアクスタを作りたいと思っているなら、「モノラボ・ファクトリー」がおすすめです。細かい要望に応えてほしい質の高い商品を求める人たちのために作られており、経験豊かなスタッフがサポートしてくれますから、安心して作品作りを進めることができます。

「モノラボ・ファクトリー」では、たった1個からでもアクスタの製作が可能です。急ぎの場合でも、最短5日で商品を出荷することができるので、イベントなどの期限に間に合わせたいときにも便利です。

作り方

このサービスを利用するときは、まずイラストやアクスタにしたい写真を用意しましょう。それから、モノラボ・ファクトリーのウェブサイトの商品ページに料金が表示されていますので、料金をクリックして注文を進めます。不明点があれば、専門のオペレーターが親切に対応してくれます。

まとめ

「推し活」や「手作りグッズ」に情熱を注ぐあなたにとって、モノラボ・ファクトリーは高品質なアクスタを作る最適な選択肢です。プロのサポートを受けながら、あなただけのオリジナルアクスタを作る楽しさを体験してみてはいかがでしょうか。

5.公式の写真・イラストを使ってもいいの?

アクスタを作るときに、公式の写真・イラストを使ってもいいのかと不安になっている人もいるでしょう。ここで言う公式の写真・イラストとは、アニメやゲームなどの公式サイトや公式グッズに掲載されているもののことです。公式の写真・イラストを使ってアクスタを作ることは、法的にはどうなのでしょうか?

答えは、基本的にはNGです。

公式の写真やイラストは、肖像権や著作権、商標権などの知的財産権が発生しています。これらの権利は、原則として、タレント本人や作品の作者といった権利者が持っています。したがって、公式の写真・イラストを無断で使用することは、権利の侵害にあたります。権利の侵害をすると、損害賠償や差止請求などの法的な措置を取られる可能性があります。
ただし、公式の写真・イラストを使ってアクスタを作ることが、必ずしもNGというわけではありません。以下のような場合は、公式の写真・イラストを使っても問題ないことがあります。

権利者の許諾を得る

権利者に直接連絡して、公式の写真・イラストを使ってアクスタを作ることについて、許可をもらうことができれば、問題ありません。

ただし、権利者に連絡すること自体が難しい場合や、一個人では許可を得られない場合も多いので、注意しましょう。

二次創作の範囲内である

公式の写真・イラストを使ってアクスタを作ることが、二次創作の範囲内であれば、問題ないことがあります。二次創作とは、既存の作品をもとに、新たな創作性を加えた作品のことです。

二次創作は、著作権法の引用やパロディなどの例外規定によって、許容されることがあります。この場合、公式サイトにガイドラインが明記されていることがありますので、必ずチェックして見るようにしましょう。

また、二次創作の範囲は曖昧で判断が難しい場合も多いので、自分で良い悪いを決めずに必ず権利者の意向を尊重するようにしましょう。

個人的な範囲で使用する

公式のイラストを使ってアクスタを作ることが、個人的な範囲で使用することであれば、問題ないことがあります。個人的な範囲とは、自分や家族や友人などの限られた人に対してのみ使用することを指します。
個人的な範囲で使用することは、著作権法の私的使用の例外規定によって、許容されることがあります。

ただし、個人的な範囲で使用することも、権利者の意に反する場合や、SNSを始めとしたインターネットなどで公開する場合は、問題になることがありますので、注意しましょう。

以上のように、公式の写真・イラストを使ってアクスタを作ることは、法的には非常に難しい問題です。

自分でアクスタを作るときは、公式の写真・イラストを使わずに、オリジナルのイラストやフリー素材などを使うことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?
今回は自分で作るアクスタの方法を紹介させていただきました。

アクスタの作り方は
・硬質ケース
・プラバン
・レジン

などがあり、どれも作りやすさや仕上がりに一長一短があります。
また、さらに高いクオリティのものを作りたくなったら業者にお願いするのも一つの方法です。
この記事を参考にして、ぜひ自分だけのアクリルスタンドを作ってみてください。

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